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新潟地酒【千の風】癒しの酒、製造・塩川酒造株式会社あらいまん プロフィール、1946年
新潟市生まれ。
上智大学卒。作家、作詞家、歌手、写真家、長野冬季オリンピック
大会のイメ
監督、日本ペンクラブ常務理事『尋ね人時間芥川賞受賞。 ☆越へ
公式ームページ「マンダーランド通信」☆こちらの商品は御法事にも喜ばれて居ります。
☆新潟市内では井戸水を使っている蔵は数社といわれていますが、現在も仕込水
して使っています。軟水の為、酒質はまろやかでソフトな仕上がりとなっています。
従って実際の日本酒度よりは稍々甘口に感じられかもしれません。
新井満作詞“千の風”になっての日本酒をインターネット販売、
美しい女性向けの“癒しのお酒”日本酒千の風が販売されるまでの
秘話を紹介、御法事に、お盆にも。!!

千の風・普通酒
 私の故郷は新潟市である。時々帰省しては、懐かしい幼馴染たちと
首掛けの説明分は全商品に各1枚付いてます。

再会するのを楽しみにしている。そんな一人に、弁護士の川上耕君
いる。奥さんの名は桂子さんである。二人の間には三人の子が
あり、笑い声のたえない幸福な一家であった。ところが不運な事に、
桂子さんは癌にかかり急逝してしまった。まだ四八歳の若さだという
のに。あとに残された耕君と子供たちの悲しみは尋常ではない。私は
慰め言葉も見つらずただおろおろするばかりであつた。それが
と。桂子さんは学校給食を良くする運動から原発反対
いたまで、農業、食物、教育、環境、平和といった様々な
いの守ろう”呼びかける社会貢献活動のリーダーでもあった。
☆首掛け説明文は1本に1枚付いてます。

・原料米五百万石わせじまん・精米歩合 65%・日本酒度+7.4
・酸度1.4 ・アミノ酸度アルコ-ル分15度・化粧箱別売り1.8L 100円  
1.8L 1800円
720ml 900円

千の風・普通酒 化粧箱 別売り 
・化粧箱別売720ml 70円 ・化粧箱別売り1.8L 100円   
1.8L 100円
720ml 70円

千の風・熨斗紙名前記入別売り1枚 20円
・熨斗紙 名前記入売り1枚 20円
1枚 20

千の風・普通酒720ml×2本入り宅配便対応ギフトセット。
☆ご法事にも最適です。
720ml 1セット 2本入り 2000円
720ml 1セット 3本入り 3000円

千の風吟醸酒新潟みやげ金賞受賞商品。
千の風・吟醸酒(化粧箱入り)
大吟醸に匹敵する造りをしている
吟醸酒です。高級感のある香りと
味わいをお楽しみ頂けます。
☆味わいは、山田錦米の特徴である、まろやかさと
ほのかな吟醸香がただよいます。

・原料米山田錦・精白歩合55%・アルコール度16.5%
・日本酒度+4
・酸度1.2 ・アミノ酸度0.9・各化粧箱入り。
1.8L 2500円
720ml 1250円

千の風・大吟醸酒(化粧箱入り)
・新潟市礎町出身の芥川賞作家 新井満プロデュース。
『千の風』をじっくりと味わってみた。
おいしかった。実においしかった。芳醇でありながらさわやかで
しかも気品がある。盃を重ねるごとに懐かしい思い出が
よみがえり、しみじみとした気分につつまれた。

・原料米山田錦100%・精米歩合40%・日本酒度+3・酸度1.4
・アミノ酸度1.0・アルコール分17度
・各化粧箱入り。
1.8L 8000円
720ml 4000円

日本酒「千の風」誕生―新井 満

  私の故郷は新潟市である。時々帰省しては、懐かしい幼馴染たちと
再会するのを楽しみにしている。そんな一人に、弁護士の川上耕君が
いる。奥さんの名は桂子さんである。二人の間には三人の子があり、
笑い声のたえない幸福な一家であった。
ところが不運な事に、桂子さんは癌にかかり急逝してしまった。
まだ四八歳の若さだというのに。あとに残された耕君と子供たちの
悲しみは尋常ではない。私は慰めの言葉も見つからず、
ただおろおろするばかりであつた。それが七年前のこと。
桂子さんは学校給食を良くする運動から原発反対運動にいたるまで、
農業、食物、教育、環境、平和といった様々な分野で“いのちを守ろう”
と呼びかける社会貢献活動のリーダーでもあった。
桂子さんが亡くなってから一年後、追悼文集が送られてきた。彼女を
慕う多くの仲間達が寄稿していたが、その中に紹介されていた作者
不詳の奇妙な詩を見て、私の目は釘づけになった。
どこが奇妙かというと、“死者が書いた詩”だったからである。
自分は死んだけれど、今は風に生まれ変わって元気にしている。
だから、そう嘆き悲しまないでほしい、と死者が生者を慰めている
詩だったのだ。原詩は、英語で書かれたわずか十二行の詩である。
心底から驚き感動した私は、何度となく読み返すうちに、ふと思い
ついた〈この英語詩を翻訳してみようか、それに曲を付けたら、
どんな歌になるのだろう・・・〉追悼の歌を作ったからといって桂子さん
が戻ってくるわけではもちろんないけれど、耕君や子供たちの悲しみが
ほんの少しでも軽減されるものならば・・・、そう考えたのだ。
 私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません眠ってなんかいません 
千の風に 千の風になって
あの大きな空を吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません
死んでなんかいません
千の風に 千の風になって 
あの大きな空を 吹きわたっています
かなりの超訳である。これに曲を付け『千の風になって』とタイトルし、
私自身が歌唱する私家盤CDを三十枚だけ作り、その中の一枚を
新潟へ送った。桂子さんを偲ぶ会でCDの歌が初めて披露されると、
参加者は一様に涙したという。それが三年前のこと。
自分の役目はこれで終わったと、既に忘却の彼方に去りつつ
あったのだが、この歌のことが昨年夏、朝日新聞の天声人語に
紹介されるとちょっとした騒ぎになった。私家盤CDをどうしても
欲しいと言う手紙が、全国から殺到したのである。だが手元には
一枚も残ってはいない。〈さあて、どうしたものだろう・・・〉
思案している私の頭上を、不思議な、文字通りの“千の風”が
吹き始めた。新録音でCDを出しましょうというレコード会社が
あらわれたのだ。そうして『千の風になって』というCDシングル
(ポニーキャニオン)と写真詩集(講談社)が発売されると、
あっというまにベストセラーになってしまった。
又つい先日は、『絵本 千の風になって』(理論社)と
DVD『千の風になって〜四季〜』とCDアルバム『
千の風になって〜再生〜』(いずれもポニーキャニオン)が完成し
映画化の話も進んでいる。そればかりではない。不思議なパワー
秘めた千の風は、とうとう日本酒にも生まれ変わることになった。
風が、なぜ酒になるのか?これには少々、説明が必要であろう。
川上耕君や私と小学校時代の同窓で、今でも親しくおつきあい
させていただいている幼馴染の一人に永井ミナさんがいる。
彼女が長じて結婚した相手は塩川英男さんで、塩川さんは、
兄の塩川武司さんと共に塩川酒造を経営しているのだった。
塩川酒造は新潟市内野町にあって、生産量こそ少ないながらも
国内最高水準の日本酒『越の関・極(きわみ)』の醸造元として
よく知られている。ある日、ミナさんは考えた。
(自分なりの方法で、桂子さんを追悼できないものだろうか・・・〉
ミナさんは夫の英男さんに相談し、英男さんは、社長をしている
兄の武司さんに相談した。  その結果、2004年から
塩川酒造は総力をあげて日本酒『千の風』を作り、
世に問うことに決めたのだった。まず、この酒のラベルにご注目
いただきたい。私が書いた墨文字のまわりに龍や犬や猿など
十二支の動物たちがうちつどい風に吹かれていかにも気持ち
よさそうである。さらに化粧箱をおおう淡いブルーは、
“忘れな草”という名の色だという。まことにユニークなこれらの
デザインをしてくれたのは、ディスカバージャパンのデザイナー
としても高名な鈴木八朗さんである。
一夕、できたての『千の風』をじっくりと味わってみた。
おいしかった。実においしかった。芳醇でありながらさわやかで
しかも気品がある。盃を重ねるごとに懐かしい思い出がよみ
がえり、しみじみとした気分につつまれた。こんな酒なら、
天上の桂子さんもきっと喜んでくれるに違いない。
それからもう一つ、忘れてならないことがある。塩川酒造は、
この酒の売り上げ金の一部を、“千の風・基金”に送り、桂子さん
がかかわっていた様々な社会貢献活動を応援することに決めた
のだという。あたまのさがる話ではないか。そんな話を聞くと、
一本でも多くこの酒を飲んであげたい気持ちになってくる。
それにしても作者不詳のこの詩は、なぜこれほどまで人々の心を
とらえるのだろう。この詩は私達に教えてくれているのだ。
「死とは終わりではなく、再生すること」だから
「いのちとは、永遠に不滅なのである」
もし読者諸兄が大切な人を亡くしたとしようか。そんな時はこんな
ふうに考えては如何であろう。〈きっとあの人は今頃、風や鳥や星に
生まれ変わり、私のことをじっと見守っていてくれるに違いない。
だからもう泣くのはやめにしよう。あの人のためにも涙をふいて、
今日からは明るく生きてゆこう!〉
『千の風になって』とは、あとに残された人々に、
悲しみをこえて生きる力、即ち、“勇気と希望を与えてくれる
奇蹟の詩”だったのである。(二〇〇四年 春)
☆越へ

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